米株erです。
今回はブライトホライズンファミリーソリューション（BFAM）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。
ブライト・ホライズンズは30年以上にわたり、働く家族のために教育とケアのソリューションを設計し、提供してきました。当社は、質の高いチャイルドケア、早期教育、扶養家族介護、労働力教育サービスを提供するリーディング・プロバイダーです。当社は主に、従業員のライフステージやキャリアステージに応じて従業員をサポートし、従業員のエンゲージメント、生産性、採用、定着率を向上させるために、従業員の福利厚生の一環としてチャイルドケア、バックアップケア、教育アドバイスサービスを提供している雇用主との複数年契約に基づいてサービスを提供しています。
当社は、以下の3つのオペレーティング・セグメントおよびレポーティング・セグメントから構成されています。
- フルサービスのセンター型保育と早期教育（2019年の収益の約82％を占める）
- バックアップケア（2019年の収益の約14％を占める）
- 教育アドバイザリーサービス（2019年の収益の約4％を占める）
を提供しています。
2019年12月31日時点で、当社は、フォーチュン500企業175社以上、ワーキングマザー誌の2019年 “100 Best Companies “の80社以上を含む、多様な業種の雇用主と1,150社以上の顧客関係を有していました。そして、2019年12月31日現在、米国、英国、オランダ、カナダ、インドで、合計1,084カ所のチャイルドケアおよび早期教育センターを運営し、約12万人の子どもとその家族にサービスを提供しています。当社は、運営するすべてのカテゴリーにおいて最高品質のサービスを提供することに専念しており、雇用者および保護者満足度調査の回答者の間で一貫して約98％の満足度評価を達成しており、雇用者がスポンサーとなっているセンターでは、過去10年間の各期間において、年間約95％の顧客維持率を維持しています。
このブライトホライズンファミリーソリューションについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。
ブライトホライズンファミリーソリューションはどんな会社？
ブライトホライズンファミリーソリューションの基本情報は以下の通りです。
| 会社名 | Bright Horizons Family Solutions ブライトホライズンファミリーソリューション |
| ティッカー | BFAM |
| セクター | 一般消費財・サービス |
| サブセクター（インダストリー） | 個人向けサービス |
| 本社所在地 | 200 Talcott Ave, Watertown, MASSACHUSETTS, US |
| 社員数 | 33800人 |
| 取引市場・採用指標 | NYSE: BFAM |
| 決算月 | 12月 |
| 連続増配年 | – |
ブライトホライズンファミリーソリューションの業績は？
業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。
| 2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万ドル) | 878 | 974 | 1071 | 1219 | 1353 | 1458 | 1570 | 1741 | 1903 | 2062 | 1659 |
| 営業利益(百万ドル) | 69 | 87 | 95 | 109 | 147 | 182 | 197 | 209 | 239 | 268 | 113 |
| 粗利率(%) | 20.5 | 21.3 | 22.9 | 23.1 | 23.2 | 24.5 | 24.9 | 24.7 | 24.9 | 25.4 | 21.7 |
| 2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 一株利益（EPS）(ドル) | -12.64 | -11.32 | -12.62 | 0.20 | 1.07 | 1.50 | 1.55 | 2.59 | 2.66 | 3.05 | 1.22 |
| 自己資本利益率（ROE）(%) | – | – | – | 3.97 | 8.75 | 12.62 | 13.27 | 21.71 | 20.56 | 20.51 | 6.77 |
ブライトホライズンファミリーソリューションのキャッシュフローは？
事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。
| 2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF(百万ドル) | 70 | 134 | 107 | 160 | 174 | 170 | 213 | 236 | 295 | 330 | 228 |
| フリーCF(百万ドル) | 31 | 91 | 38 | 90 | 108 | 92 | 138 | 148 | 202 | 219 | 136 |
| 売上に対する営業CFの割合 | 7.97267 | 13.7577 | 9.99066 | 13.1255 | 12.8603 | 11.6598 | 13.5669 | 13.5554 | 15.5018 | 16.0039 | 13.7432 |
ブライトホライズンファミリーソリューションのバランスシートの健全性は？
バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。
| 2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 流動比率 （流動負債に対する流動資産の倍率） | – | 0.64 | 0.67 | 0.65 | 0.80 | 0.50 | 0.40 | 0.42 | 0.40 | 0.47 | 1.22 |
| 負債比率 （自己資本に対する負債の倍率） | – | – | – | 0.85 | 1.21 | 1.24 | 1.53 | 1.40 | 1.33 | 1.76 | 1.43 |
ブライトホライズンファミリーソリューションの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？
企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。
ブライトホライズンファミリーソリューションは無配です。
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