配当＜自社株買いのフォーチュンブランズホームアンドセキュリティ（FBHS）の業績・配当・自社株買い・株価(2020-11)更新

米株erです。

今回はフォーチュンブランズホームアンドセキュリティ（FBHS）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

フォーチュンブランズ（Fortune Brands）は、イリノイ州ディアフィールドに本社を置くアメリカの住宅設備機器・ハードウェアメーカーである。同社の製品ラインには、マスターロック、セントリーセーフ、マスターブランドキャビネット、モーエンの水栓、テルマ・トゥルーのエントリードアシステム、ウォータールーの工具収納製品などがある。同社は、すべてのセグメントで市場のリーダー的地位を保持しており、16,000人の従業員を擁し、2016年の純売上高は50億ドルに達したとしている。

Wikipediaから引用・翻訳

このフォーチュンブランズホームアンドセキュリティについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティはどんな会社？
フォーチュンブランズホームアンドセキュリティの業績は？
フォーチュンブランズホームアンドセキュリティのキャッシュフローは？
フォーチュンブランズホームアンドセキュリティのバランスシートの健全性は？
フォーチュンブランズホームアンドセキュリティの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティはどんな会社？

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティの基本情報は以下の通りです。

会社名	Fortune Brands Home & Security フォーチュンブランズホームアンドセキュリティ
ティッカー	FBHS
セクター（GICS）	資本財・サービス
サブセクター（GICS）	建築用製品
設立年	2011年
本社所在地	Deerfield, Illinois, U.S.
社員数	24,700人
取引市場・採用指標	NYSE: FBHS S&P 500 component
決算月	12月
連続増配年	8年

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
売上高(百万ドル)	3234	3328	3591	4157	4013	4579	4984	5283	5485	5765	5901
営業利益(百万ドル)	196	79	182	383	411	513	647	706	688	722	783
粗利率(%)	32.5	29.9	32.6	34.6	34.1	34.5	36.2	36.6	35.7	35.6	35.4

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	0.41	-0.23	0.71	1.34	0.95	1.93	2.62	3.03	2.66	3.06	3.52
自己資本利益率（ROE）(%)	–	-3.45	5.27	9.13	6.44	13.37	17.17	19.05	16.31	18.76	19.89

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
営業CF(百万ドル)	139	175	283	298	253	411	651	600	604	637	790
フリーCF(百万ドル)	80	107	208	201	126	283	501	435	453	505	675
売上に対する営業CFの割合	4.29808	5.25841	7.88081	7.16863	6.30451	8.97576	13.0618	11.3572	11.0119	11.0494	13.3876

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	2.55	1.59	1.94	1.80	1.86	1.87	1.71	1.77	1.13	1.35	1.88
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	–	0.18	0.12	0.13	0.28	0.47	0.60	0.58	0.83	0.79	0.85

フォーチュンブランズホームアンドセキュリティの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株配当（ドル）	–	–	–	0.30	0.48	0.56	0.64	0.72	0.80	0.88	0.94
配当性向（%）	–	–	–	18.7	27.1	31.9	24.9	24.3	26.9	29.4	26.7
増配率（%）	–	–	–	–	60	16.6667	14.2857	12.5	11.1111	10	6.81818