配当＜自社株買いのカーチスライト（CW）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-02)更新

米株erです。

今回はカーチスライト（CW）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

Curtiss-Wright Corporationは、商業、防衛、発電、その他の産業市場に設計された製品とサービスを提供しています。産業用車両部品、制御システム、兵器処理システム、ポンプ、バルブ、その他のソリューションを提供しています。多角的なグローバル企業として、高度な技術を必要とする高性能プラットフォームでの製品提供を目指しています。同社は、サービスを提供する市場に基づいて3つの事業セグメントを持っています。商業用産業用（総売上高の約半分）、防衛用、電力用の3つの事業セグメントがあります。売上高の約3分の1は米国政府機関や元請との契約に由来している。さらに、同社は米国以外の事業からも多くの収入を得ています。
Wikipediaから引用・翻訳

このカーチスライトについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

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カーチスライトはどんな会社？
カーチスライトの業績は？
カーチスライトのキャッシュフローは？
カーチスライトのバランスシートの健全性は？
カーチスライトの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

カーチスライトはどんな会社？

カーチスライトの基本情報は以下の通りです。

会社名	Curtiss Wright Corp カーチスライト
ティッカー	CW
セクター	資本財・サービス
サブセクター（インダストリー）	特殊産業機械
設立年	1929年
本社所在地	130 Harbour Place Dr Ste 300, Davidson, NORTH CAROLINA, US
社員数	9,000人
取引市場・採用指標	NYSE: CW S&P 400 Component
決算月	12月
連続増配年	–

カーチスライトの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
売上高(百万ドル)	1893	2054	2098	2511	2243	2206	2109	2271	2412	2488	2379
営業利益(百万ドル)	180	205	161	234	282	311	308	340	374	404	354
粗利率(%)	32.8	32.9	31.4	32.3	34.6	35.5	35.6	36	36.1	36.1	35.5

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	2.21	2.69	2.41	2.88	2.31	3.05	4.15	4.80	6.22	7.15	5.57
自己資本利益率（ROE）(%)	9.75	10.92	8.96	9.63	7.48	10.64	14.71	15.25	18.03	18.61	13.53

カーチスライトのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
営業CF(百万ドル)	172	202	152	238	332	162	423	389	336	421	266
フリーCF(百万ドル)	117	118	68	166	265	127	376	336	281	352	210
売上に対する営業CFの割合	9.08611	9.83447	7.245	9.4783	14.8016	7.34361	20.0569	17.129	13.9303	16.9212	11.1812

カーチスライトのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	2.10	2.31	1.84	2.50	2.75	2.51	2.10	2.37	1.96	2.05	2.37
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	0.36	0.48	0.57	0.62	0.64	0.76	0.63	0.53	0.49	0.50	0.66

カーチスライトの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株配当（ドル）	0.32	0.32	0.35	0.39	0.52	0.52	0.52	0.56	0.60	0.66	0.68
配当性向（%）	–	11.7	17.9	14.0	14.3	15.0	12.6	11.1	10.2	9.2	12.2
増配率（%）	–	0	9.375	11.4286	33.3333	0	0	7.69231	7.14286	10	3.0303