ウィントラストファイナンシャル（WTFC）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-04)更新

米株erです。

今回はウィントラストファイナンシャル（WTFC）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

Wintrustは、米国の金融持株会社で、イリノイ州北部とウィスコンシン州南部で15の公認コミュニティバンクを運営しています。ウィントラストは米国最大級の銀行で、ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットで株式シンボルWTFCで取引されています。ウィントラスト社は、シカゴで2番目に大きな銀行です。
Wikipediaから引用・翻訳

このウィントラストファイナンシャルについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

ウィントラストファイナンシャルはどんな会社？
ウィントラストファイナンシャルの業績は？
ウィントラストファイナンシャルのキャッシュフローは？
ウィントラストファイナンシャルのバランスシートの健全性は？
ウィントラストファイナンシャルの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

ウィントラストファイナンシャルはどんな会社？

ウィントラストファイナンシャルの基本情報は以下の通りです。

会社名	Wintrust Financial Corp ウィントラストファイナンシャル
ティッカー	WTFC
セクター	金融
サブセクター（インダストリー）	銀行 – 地域
設立年	1991年
本社所在地	9700 W Higgins Rd Fl 8, Rosemont, ILLINOIS, US
社員数	5,057人
取引市場・採用指標	Nasdaq: WTFC S&P 400 component
決算月	12月
連続増配年	8年

ウィントラストファイナンシャルの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
売上高(百万ドル)	609	734	768	807	908	1039	1147	1317	1459	1641	1641
営業利益(百万ドル)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
粗利率(%)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	1.67	2.31	2.75	2.98	2.93	3.66	4.40	5.86	6.03	4.68	4.68
自己資本利益率（ROE）(%)	5.1	6.54	7.57	7.81	7.21	8.46	9.36	11.18	10.36	7.47	7.47

ウィントラストファイナンシャルのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
営業CF(百万ドル)	366	269	322	236	38	309	401	377	266	-518	-518
フリーCF(百万ドル)	287	194	284	198	-6	275	342	309	184	-582	-582
売上に対する営業CFの割合	60.0985	36.6485	41.9271	29.2441	4.18502	29.7401	34.9608	28.6257	18.2317	-31.5661	-31.5661

ウィントラストファイナンシャルのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	1.24	0.59	0.39	0.65	0.70	0.31	0.42	0.37	0.49	0.66	0.66

ウィントラストファイナンシャルの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
一株配当（ドル）	0.18	0.18	0.18	0.40	0.44	0.48	0.56	0.76	1.00	1.12	1.12
配当性向（%）	15.5	7.8	6.7	10.2	14.1	14.0	13.0	12.5	15.8	24.3	18.6
増配率（%）	–	0	0	122.222	10	9.09091	16.6667	35.7143	31.5789	12	0