配当＜自社株買いのハノバーインシュアランスグループ（THG）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-03)更新

米株erです。

今回はハノバーインシュアランスグループ（THG）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

ハノーバー保険グループは、損害保険商品やサービスの提供を主な事業とする持株会社です。米国では独立系の代理店・ブローカーを通じて販売しているほか、英国の100％子会社であるショーサー・ホールディングス・リミテッドを通じて国際的に事業を展開しています。同社は、3つの事業セグメントで事業を展開している。事業セグメントは、「商業事業」、「個人事業」、「その他」の3つである。債券を中心とした投資ポートフォリオを展開している。
Wikipediaから引用・翻訳

このハノバーインシュアランスグループについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

ハノバーインシュアランスグループはどんな会社？
ハノバーインシュアランスグループの業績は？
ハノバーインシュアランスグループのキャッシュフローは？
ハノバーインシュアランスグループのバランスシートの健全性は？
ハノバーインシュアランスグループの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

ハノバーインシュアランスグループはどんな会社？

ハノバーインシュアランスグループの基本情報は以下の通りです。

会社名	Hanover Insurance Group Inc ハノバーインシュアランスグループ
ティッカー	THG
セクター	金融
サブセクター（インダストリー）	保険 – 損害保険
設立年	1852年
本社所在地	440 LINCOLN ST, Worcester Massachusetts, MASSACHUSETTS, US
社員数	4,600人
取引市場・採用指標	NYSE: THG S&P 400 Component
決算月	12月
連続増配年	16年

ハノバーインシュアランスグループの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
売上高(百万ドル)	3931	4590	4793	5068	5034	4946	5184	4494	4890	4827	4827
営業利益(百万ドル)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
粗利率(%)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	0.80	1.23	5.59	6.28	7.40	3.59	4.33	9.09	10.46	9.42	9.42
自己資本利益率（ROE）(%)	1.49	2.19	9.67	10.37	11.66	5.44	6.36	13.14	14.48	11.73	11.73

ハノバーインシュアランスグループのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
営業CF(百万ドル)	221	408	383	565	438	738	705	551	602	708	708
フリーCF(百万ドル)	-1482	386	361	554	418	721	686	538	590	693	693
売上に対する営業CFの割合	5.62198	8.88889	7.99082	11.1484	8.70083	14.9211	13.5995	12.2608	12.3108	14.6675	14.6675

ハノバーインシュアランスグループのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	0.36	0.33	0.35	0.32	0.29	0.28	0.26	0.26	0.22	0.24	0.24

ハノバーインシュアランスグループの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
一株配当（ドル）	1.13	1.23	1.36	1.52	1.69	1.88	2.04	2.22	2.45	2.65	2.65
配当性向（%）	114.3	120.6	46.8	25.8	21.5	32.5	69.2	31.4	30.5	33.0	27.9
増配率（%）	–	8.84956	10.5691	11.7647	11.1842	11.2426	8.51064	8.82353	10.3604	8.16327	0