米株erです。
先月に続き、11月末時点のポートフォリオと資産状況を公開します。
先月は大統領選挙直前の不確実性で大きく下げていた局面でもあったため、月利24%というとんでもない値になっていますが、たまたまブレが大きかっただけです。
運用資産の推移
2020/11末現在の運用資産は2124万円となり先月比で+453万円、トータルリターンは24.55%になりました。今月は35万円入金したため投資金額も微妙に伸びています。

大統領選挙以降は再び上昇基調になると思ってはいたものの、ここまでの上昇相場になるとは思っていませんでした。過去の大統領選の年の株価の推移からすると3月くらいの調整までは上昇が続いていたようなので、同じように続いてほしいものです。
ポートフォリオ銘柄の通算損益率
ポートフォリオ中の騰落ではトレードデスク(TTD)とニオ(NIO)の上昇が大きく貢献していました。ポートフォリオの各銘柄の通算損益率は以下の通りです。
銘柄 | ティッカー | 通算損益率(%) |
---|---|---|
Altria Group Inc | NYSE:MO | -18.76% |
Amazon.com, Inc. | NASDAQ:AMZN | 117.95% |
Microsoft Corporation | NASDAQ:MSFT | 30.44% |
Royal Dutch Shell plc ADR Class B | NYSE:RDS.B | -47.37% |
Nio Inc – ADR | NYSE:NIO | 40.77% |
Trade Desk Inc | NASDAQ:TTD | 55.28% |
サオタ食品 | HCM:FMC | 64.09% |
ニオは購入の決断が遅かったため検討し始めてから20%ほど上昇してから購入しました。しかしそれでもEVバブルという大きな流れが来たこともあり大きく上昇しました。
ニオの購入にはアルトリアを一部売却した資金も当てました。180万円ほどの含み損失を確定させることになりましたが、アルトリアの株価の戻りを待つよりも成長株に投資したほうが良いと考えたためです。
ただ、NISAは損益通算ができないためNISA購入分だけ残しています。NISA購入分のほうが取得単価が低かったため、通算損益率は緩和されています。
トレードデスクは10月から買えていたため現状ニオ以上に利益が出ています。
日本株でベリテだけ持っていたのですが売りました。宝石・アクセサリーの小売りのためコロナでマイナス転落し、戻りも鈍いのでこちらも他の成長株に振り分けたほうが良いと考えました。損益通算が行えないNISA購入なのが痛いところですが通算の配当を考慮するとほぼトントンでした。
ロイヤルダッチシェルもどうしようもない状況ですが、少ししか買っていないためずっと放置する予定です。
ポートフォリオ
米国株を中心に購入していますが、一部ベトナム株、売買や配当等により残った各通貨の現金があるため、まずそれらの評価額の割合を示します。ベリテの売却で日本株はなくなりました。

米国株の銘柄単位のポートフォリオは次の通りです。

アルトリア(MO)はNISA購入分を除き売却したため比率が大きく下がりました。トレードデスク(TTD)やニオ(NIO)は大きく利益を出しているため割合が大きくなり、相対的に他銘柄の割合が少し小さくなりました。
保有銘柄の収益
保有している各銘柄の収益グラフを示します。

10月末は評価額が下がっていたAmazonは11月中に回復してきています。アルトリアは前述の通り売却により損失確定したため含み損失は減っています。
11月中トレードデスクとニオは競争するかのように利益を伸ばしあっており順調でした。ベトナム株であるサオタ食品(HCM:FMC)もいつの間にか最高値を更新していました。
ワクチンの話題が出た際は多くの銘柄が急騰していたようですが、私のポートフォリオはセクターローテーションによりほとんどが値下がりしていました。ただ、翌日以降はまた昇り調子になり、結果として大きく上昇して今月を終えました。
しばらくは大きなイベントもないためこのまま上昇基調が続くのでは(続いてほしい)と思っています。ただ、ニオ(NIO)は単独銘柄の好調ではなくEVバブルの流れに乗ったため、バブル崩壊で他のEV銘柄に巻き込まれて暴落する危険が高まっているのがリスクです。有望な銘柄だとは考えていますが、急騰しすぎというのは否定できず、長期的に持つべきかいったんどこかで売却すべきなのか悩みどころです。
ベリテを売却した資金で購入する予定の銘柄はほぼ決まっていますが、買った際に記事にしたいと思います。
それではまた来月の報告をお楽しみに。
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