米株erです。
今年の振り返り第4弾は失敗編です。
Vodafone株はイギリス株ADRということで、現地配当課税が0%です。
そのため、NISAを使えば完全に非課税となります。(ADR管理手数料はかかります)
Vodafoneはグローバルな携帯電話事業を行っており、過去をさかのぼってもITバブル以外はそれほど大きな株価変動なく、安定的に高配当を出してきていました。(現在は株安の影響もあり10%近くになっています。)
今年に入ってから株価下落の傾向にありましたが、6月時点でそろそろ下限と考え、25ドル付近でNISAで購入しました。しかし、下げ止まらず下落し、19ドルから20ドル付近で推移しており、25%程度の評価損となっています。
NISAであるため長期的に保有するつもりではありますが、どこまで下げるか見えず、拙速な取引でした。
そもそも、ボーダフォンは26カ国に子会社を持ち、50カ国以上にパートナーネットワークを持つ多国籍携帯電話会社です。日本でもsoftbankに買収されて撤退するまでは事業を行っており、米株erもVodafone携帯を持っていました。
しかし、イタリアやスペイン、インドで格安の携帯電話会社との過当競争にさらされ、2016年、2017年は赤字、2018年も赤字となる見込みです。5Gや東欧のブロードバンドサービスの買収等の投資や、コストカットにより巻き返しを図っていますが、奏功するのでしょうか。
ポンド建てでは20年以上連続増配ということで、株主還元の意識は高そうですので頑張って再生してもらいたいところです。
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