市場ではAIが大量の取引をしている

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AI

米株erです。

実態の景気が良いにも関わらず、急激に株価が下落しています。近年になって市場が短期間に急激に変動することが多くなっています。

急激な変動の主要因は、HFT(超高速取引)をはじめとするプログラム取引によるものです。いわゆるAIが市場で大量の取引を行っています。プログラム取引では、株価が下がり始めると追随して売りを進め、さらに値下がりするとさらに売るという、連鎖反応が瞬間的に起きやすくなります。

また、チャート以外の情報も取り入れているプログラムは多いでしょうが、チャート分析のみ行っているようなプログラムも多く、実体の景気を反映せず、短期的なチャート形状のみから急激な変動が起こる場合があります。

HFTに関しては2010年にダウ平均が数分間で約1000ドル下落し、すぐに元の水準に戻る「フラッシュ・クラッシュ」と呼ばれる現象が起き、規制されるようになりました。そのため、現在HFTを行う事業者は登録制になっています。

HFTはできる限り高速に取引を行い、他に先んじることで利益を得ることを目的としています。直接お金に係るシステムのため、まさに「なんでもやる」世界です。

一般の投資家では絶対にこれらのプログラムの速さには追い付けません。なぜなら、HFT用のプログラムはインターネットを介さず取引所のシステムに直接接続しているのです。ネットワークの遅延がミリ秒・マイクロ秒の遅れにつながるため、HFT業者と取引所システムとの接続ケーブルの長さまでレギュレーションが決まっているそうです。

さらに、接続しているプログラムは通常のPCやサーバではなく、FPGAボードというものが使われ、ハードウェア処理されます。もう少し簡単に言うと、グラフィックボードで画像処理を高速化するように、取引専用の機械を使うことで高速化しています。

そんな環境を使ってまっとうな取引をするだけでなく、イカサマのような取引も行われています。例えば取引所によって同じ銘柄の価格に差が出た瞬間を狙って差額で儲けるアービトラージなどは仮想通貨など未成熟な市場では一般人でも可能だったようですが、株式市場では通常はほぼ不可能です。

これはまだ生易しいほうで、実際には様々なことが行われているようです。これは少し昔ですが、マイケル・ルイス氏の新著『Flash Boys(フラッシュ・ボーイズ)』で話題となりました。

HFTだけでも、東証の取引の6~7割を占めていると言わています。それ以外のシステムトレード等を含めると、人間が行っている取引は全体のごく少数になるでしょう。

ニュースや数字に敏感に反応して短期的に取引を行うのはこれらのAIの得意分野です。同じ土俵で戦って勝つのは難しいため、人間は人間にしかできない、物事の因果関係や人間の価値観に基づく判断を行ったり、AIの動きに乗っかるなど、真っ向から戦わない勝負をしたほうがよさそうです。

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