米株erです。
今回はグーグルの親会社であるアルファベット(クラスC)(GOOG)の業績・配当をグラフ化し掲載しようかと思いましたが、同時に掲載するアルファベット(クラスA)(GOOGL)とほぼ同じ内容になってしまうため、両者の比較記事にしたいと思います。
クラスAとクラスCは何が違う?
端的に言ってクラスA(GOOGL)は議決権があり、クラスC(GOOG)は議決権がありません。議決権とは、株主総会で投票する権利のことなので、アルファベットの経営に口出ししたいならクラスA(GOOGL)を買うべきということですが、とてつもない億万長者でないと投票結果に影響があるほどの投票数分の株を買うことはできないので、一般投資家にはあまり意味がありません。
※創業者が持っているクラスB(議決権10倍)なんて株もあるようです。
もともとクラスA(GOOGL)だけ流通していたところ、2014年にクラスA(GOOGL)と同じだけ株主にクラスC(GOOG)を割り当てたそうです。当然1株の価値は半分になるので、株式分割と同じ効果ですね。ただ1点異なるのは、それまでクラスAやBという議決権付きの株を持っている人は、自分の議決権を渡すことなくほかの人に株を売ることができるようになったということです。
経営権を弱めたくないという創業者の意向が反映された分割の仕方ということだと思われます。
株価チャートに違いはあるのか?
結局一般投資家が気にするのは株価の動きに違いがあるのかですが…
違いがわかるでしょうか?実はほんの少し違う動きをすることもあるようですが、誤差程度です。そこに悩むより買うタイミングや銘柄探しのほうが有益かと思います。
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