配当＜自社株買いのサービスコーポレーションインターナショナル（SCI）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-04)更新

米株erです。

今回はサービスコーポレーションインターナショナル（SCI）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

サービス・コーポレーション・インターナショナルは、アメリカで葬儀用品やサービス、墓地の財産やサービスを提供しています。テキサス州ヒューストンのニアタウンに本社を置く。米国43州、カナダ8州、プエルトリコで1500以上の葬儀場と400の墓地を運営している。
Wikipediaから引用・翻訳

このサービスコーポレーションインターナショナルについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

サービスコーポレーションインターナショナルはどんな会社？
サービスコーポレーションインターナショナルの業績は？
サービスコーポレーションインターナショナルのキャッシュフローは？
サービスコーポレーションインターナショナルのバランスシートの健全性は？
サービスコーポレーションインターナショナルの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

サービスコーポレーションインターナショナルはどんな会社？

サービスコーポレーションインターナショナルの基本情報は以下の通りです。

会社名	Service Corporation International サービスコーポレーションインターナショナル
ティッカー	SCI
セクター	一般消費財・サービス
サブセクター（インダストリー）	パーソナルサービス
設立年	1962年
本社所在地	1929 Allen Pkwy, PO Box 130548, Houston, TEXAS, US
社員数	19,468人
取引市場・採用指標	NYSE: SCI S&P 400 Component
決算月	12月
連続増配年	10年

サービスコーポレーションインターナショナルの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
売上高(百万ドル)	2316	2410	2556	2994	2986	3031	3095	3190	3231	3512	3512
営業利益(百万ドル)	375	401	394	491	544	539	568	615	634	836	836
粗利率(%)	20.7	21.8	21.5	22.6	22.5	22.3	23.3	23.8	23.5	27.8	27.8

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	0.61	0.70	0.68	0.81	1.14	0.90	2.84	2.39	1.99	2.88	2.88
自己資本利益率（ROE）(%)	10.09	11.15	10.43	12.39	18.31	15.55	43.7	29.31	21.33	28.85	28.85

サービスコーポレーションインターナショナルのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
営業CF(百万ドル)	388	369	385	317	472	464	502	616	629	804	804
フリーCF(百万ドル)	270	254	272	173	321	270	288	366	389	582	582
売上に対する営業CFの割合	16.753	15.3112	15.0626	10.5878	15.8071	15.3085	16.2197	19.3103	19.4677	22.8929	22.8929

サービスコーポレーションインターナショナルのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	0.85	0.69	0.61	0.72	0.59	0.66	0.58	0.60	0.67	0.46	0.46
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	1.34	1.43	2.23	2.17	2.59	2.93	2.22	2.15	1.96	2.03	2.03

サービスコーポレーションインターナショナルの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	2020-12	TTM
一株配当（ドル）	0.19	0.28	0.27	0.34	0.44	0.51	0.56	0.68	0.72	0.78	0.78
配当性向（%）	32.1	40.0	47.1	62.1	34.4	54.3	28.4	25.0	31.8	29.6	27.0
増配率（%）	–	47.3684	-3.57143	25.9259	29.4118	15.9091	9.80392	21.4286	5.88235	8.33333	0