米株erです。
今回はペナンブラ(PEN)の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。
ペナンブラ社は、革新的な治療法に特化したグローバルヘルスケア企業です。当社は、革新的な製品の設計、開発、製造、販売を行っており、アンメットニーズの高い市場の困難な医療状況に対応する幅広いポートフォリオを有しています。当社のチームは、臨床結果を改善するために、専門医や医療従事者が使用する新しい医療機器の開発、製造、販売に注力しています。私たちは、製品の費用対効果の高さがお客様にとって魅力的であると考えています。
2004年の設立以来、当社は有機的な製品開発と商業的拡大の実績を重ね、グローバル組織の基盤を確立してきました。当社は、2007年から神経血管市場、2013年から血管市場、2014年から脳神経外科市場において、それぞれ製品の開発、規制当局による認可または承認の取得、導入に成功しています。当社は、現在入手可能な製品の開発と改良を行いながら、製品ポートフォリオの拡大を続けています。
Form10-Kから引用・翻訳
このペナンブラについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。
ペナンブラはどんな会社?
ペナンブラの基本情報は以下の通りです。
会社名 | Penumbra Inc ペナンブラ |
ティッカー | PEN |
セクター | ヘルスケア |
サブセクター(インダストリー) | 医療機器 |
本社所在地 | 1 Penumbra, Alameda, CALIFORNIA, US |
社員数 | 2700人 |
取引市場・採用指標 | NYSE: PEN |
決算月 | 12月 |
連続増配年 | – |
ペナンブラの業績は?
業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | TTM | |
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売上高(百万ドル) | – | 73 | 89 | 126 | 186 | 263 | 334 | 445 | 547 | 560 | 560 |
営業利益(百万ドル) | – | 3 | -1 | 3 | 4 | -1 | 1 | 30 | 48 | -39 | -39 |
粗利率(%) | – | 66.9 | 65.1 | 66 | 66.7 | 64.9 | 65.1 | 65.7 | 68 | 60.3 | 60.3 |

2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | TTM | |
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一株利益(EPS)(ドル) | – | 0.08 | 0.04 | -0.03 | 0.08 | 0.44 | 0.13 | 0.18 | 1.34 | -0.44 | -0.44 |
自己資本利益率(ROE)(%) | – | – | – | – | 0.98 | 5.94 | 1.4 | 1.6 | 10.67 | -2.79 | -2.79 |
ペナンブラのキャッシュフローは?
事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | TTM | |
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営業CF(百万ドル) | – | – | -3 | -6 | -22 | -13 | 13 | 29 | 27 | -33 | -33 |
フリーCF(百万ドル) | – | – | -4 | -10 | -28 | -26 | -2 | 19 | 5 | -58 | -58 |
売上に対する営業CFの割合 | – | – | -3.37079 | -4.7619 | -11.828 | -4.94297 | 3.89222 | 6.51685 | 4.93601 | -5.89286 | -5.89286 |
ペナンブラのバランスシートの健全性は?
バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | TTM | |
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流動比率 (流動負債に対する流動資産の倍率) | – | – | 3.93 | 5.54 | 8.68 | 7.37 | 7.41 | 6.22 | 5.09 | 5.83 | 5.83 |
負債比率 (自己資本に対する負債の倍率) | – | – | – | – | – | – | – | – | 0.15 | 0.11 | 0.11 |
ペナンブラの配当や自社株買いの推移と株価チャートは?
企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。
ペナンブラは無配です。
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