配当＜自社株買いのマーベルテクノロジーグループ（MRVL）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-03)更新

米株erです。

今回はマーベルテクノロジーグループ（MRVL）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

Marvell Technology社は、主にデータストレージ、ネットワーク、通信用の集積回路を設計しています。歴史的にはストレージに注力しており、現在もハードディスクドライブやソリッドステートドライブメーカーの主要なサプライヤーであるが、HDD技術の衰退を補うためにネットワークを戦略的に重視してきた。その後、企業買収により多角化を進め、ネットワークや民生用電子機器の分野にもチップを供給している。Marvellはサードパーティのファウンドリーに生産を委託している。
Wikipediaから引用・翻訳

このマーベルテクノロジーグループについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

マーベルテクノロジーグループはどんな会社？
マーベルテクノロジーグループの業績は？
マーベルテクノロジーグループのキャッシュフローは？
マーベルテクノロジーグループのバランスシートの健全性は？
マーベルテクノロジーグループの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

マーベルテクノロジーグループはどんな会社？

マーベルテクノロジーグループの基本情報は以下の通りです。

会社名	Marvell Technology Group Ltd マーベルテクノロジーグループ
ティッカー	MRVL
セクター	情報技術
サブセクター（インダストリー）	半導体
設立年	1995年
本社所在地	Canon’s Court, 22 Victoria Street, Hamilton, , BM
社員数	5200人
取引市場・採用指標	Nasdaq: MRVL NASDAQ-100 component
決算月	01月
連続増配年	–

マーベルテクノロジーグループの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2011-01	2012-01	2013-01	2014-01	2015-01	2016-01	2017-01	2018-01	2019-01	2020-01	TTM
売上高(百万ドル)	3612	3393	3169	3404	3707	2726	2318	2409	2866	2699	2889
営業利益(百万ドル)	901	604	295	281	409	-109	205	509	120	-188	-192
粗利率(%)	59.2	56.8	52.9	51.1	50.3	45.2	55.6	60.7	50.9	50.3	47.5

	2011-01	2012-01	2013-01	2014-01	2015-01	2016-01	2017-01	2018-01	2019-01	2020-01	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	1.34	0.99	0.54	0.63	0.84	-1.59	0.04	1.02	-0.30	2.34	2.18
自己資本利益率（ROE）(%)	18.19	11.68	6.46	6.88	8.86	-17.48	0.52	12.75	-3.13	19.82	19.01

マーベルテクノロジーグループのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2011-01	2012-01	2013-01	2014-01	2015-01	2016-01	2017-01	2018-01	2019-01	2020-01	TTM
営業CF(百万ドル)	1194	771	729	448	729	205	-358	571	597	360	715
フリーCF(百万ドル)	1080	669	626	364	649	150	-413	526	509	274	596
売上に対する営業CFの割合	33.0565	22.7233	23.0041	13.161	19.6655	7.52018	-15.4443	23.7028	20.8304	13.3383	24.749

マーベルテクノロジーグループのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2011-01	2012-01	2013-01	2014-01	2015-01	2016-01	2017-01	2018-01	2019-01	2020-01	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	5.79	5.22	4.25	4.36	5.25	2.38	4.59	5.61	2.19	2.17	1.42
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	–	–	–	–	–	–	–	–	0.24	0.18	0.13

マーベルテクノロジーグループの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2011-01	2012-01	2013-01	2014-01	2015-01	2016-01	2017-01	2018-01	2019-01	2020-01	TTM
一株配当（ドル）	–	–	0.18	0.24	0.24	0.24	0.24	0.24	0.24	0.24	0.24
配当性向（%）	–	–	20.3	46.2	27.2	–	120.0	42.1	100.0	–	–
増配率（%）	–	–	–	33.3333	0	0	0	0	0	0	0