米株erです。
今回はレスリーズ(LESL)の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。
1963年に設立された当社は、約110億ドル規模の米国のプール・スパ用品業界において、家庭用、業務用、商業用の消費者に向けて提供する、最大かつ最も信頼される消費者直販ブランドです。1963年に設立された当社は、全米規模で展開する唯一の消費者向けプール・スパ用品ブランドであり、936のブランド拠点からなる物理的なネットワークと強力なデジタルプラットフォームを活用して、マーケティングと流通を統合したエコシステムを運営しています。Leslie’sは、プールやスパの継続的なメンテナンスに欠かせないプロ仕様の製品を豊富に取り揃えており、その大部分はLeslie’s専用製品です。Leslie’sのアソシエイト、プールやスパの専門家、経験豊富なサービス技術者からなる専任チームは、プールやスパを自信を持って維持し、楽しむために必要な知識、製品、ソリューションをお客様に提供することに情熱を注いでいます。消費者への直接販売ネットワークを活用した当社の統合マーケティングおよび流通エコシステムの規模は大きく、米国本土内のすべてのプールやスパに効率的にリーチし、サービスを提供することが可能です。
当社は主に、プールとスパのアフターマーケット業界で事業を展開しています。この業界は、その規模、予測可能性、成長見通しから、最も基本的に魅力的な消費者カテゴリーのひとつです。また、57年連続で売上を伸ばしていることからもわかるように、当社は予測可能な経常収益モデルを有しています。当社の品揃えの80%以上は、家庭用および商業用のプールやスパのケアに欠かせない非消耗品で構成されています。品揃えは、ケミカル、機器・部品、清掃・メンテナンス用品、安全・レクリエーション・フィットネス関連商品など多岐にわたっています。また、家庭用・商業用プールのお客様向けに、機器の設置や修理などの重要なサービスも提供しています。お客様は、当社の店舗で製品を購入したり、当社の認定を受けた現場の技術者が現場で機器を設置・修理することで、ベンダーの延長保証の恩恵を受けることができます。また、当社独自のAccuBlue®システムを利用して、店舗内で業務用の水検査・分析を無料で提供しています。これにより、お客様のエンゲージメント、コンバージョン、バスケットサイズ、ロイヤリティが向上し、生涯価値の向上につながります。当社の水処理に関する専門知識は、これまでに実施してきた数百万件の水検査から得られたデータと情報によって支えられており、業界で最も信頼されている水処理サービスプロバイダーとなっています。当社の製品とサービスは無裁量であるため、当社のビジネスはこれまで、大不況やCOVID-19パンデミックを含むあらゆる市場環境において、途切れることのない力強い成長と収益性を実現してきました。
当社には、リーダーシップと破壊的イノベーションの遺産があります。1963年の創業以来、私たちはこの分野におけるリーディングイノベーターとして、お客様に最先端のプール&スパケアを提供してきました。事業規模が拡大するにつれ、当社は競争上の優位性を活用して事業や知的財産に戦略的に再投資し、新たな付加価値を生み出す能力を開発してきました。当社の歴史の中で、当社は、店頭での無料水質検査の実施、店頭での機器修理サービスの提供、業界初のロイヤリティプログラムの導入、自社ブランドおよび専用ブランドの広範なプラットフォームの開発などを行ってきました。このような差別化された機能により、プールやスパのオーナーの皆様が、ご自身でプールやスパを管理される場合も、プロに頼まれる場合も、いつでも、どこでも、どのような形でも、私たちと関わることでニーズにお応えすることができます。
Form 10-Kから引用・翻訳
このレスリーズについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。
レスリーズはどんな会社?
レスリーズの基本情報は以下の通りです。
会社名 | Leslies, Inc. レスリーズ |
ティッカー | LESL |
セクター | 一般消費財・サービス |
サブセクター(インダストリー) | ホームインプルーブメント・リテール |
本社所在地 | 2005 East Indian School Road, Phoenix, AZ, US |
社員数 | 人 |
取引市場・採用指標 | NASDAQ: LESL |
決算月 | 09月 |
連続増配年 | – |
レスリーズの業績は?
業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

2011-09 | 2012-09 | 2013-09 | 2014-09 | 2015-09 | 2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | TTM | |
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売上高(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | – | 893 | 928 | 1112 | 1134 |
営業利益(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | – | 115 | 122 | 146 | 139 |
粗利率(%) | – | – | – | – | – | – | – | 40 | 40.9 | 41.4 | 41.6 |

2011-09 | 2012-09 | 2013-09 | 2014-09 | 2015-09 | 2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | TTM | |
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一株利益(EPS)(ドル) | – | – | – | – | – | – | – | 0.09 | – | 0.31 | 0.29 |
自己資本利益率(ROE)(%) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
レスリーズのキャッシュフローは?
事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

2011-09 | 2012-09 | 2013-09 | 2014-09 | 2015-09 | 2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | TTM | |
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営業CF(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | – | 43 | 58 | 103 | 65 |
フリーCF(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | – | 14 | 30 | 83 | 48 |
売上に対する営業CFの割合 | – | – | – | – | – | – | – | 4.81523 | 6.25 | 9.26259 | 5.73192 |
レスリーズのバランスシートの健全性は?
バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

2011-09 | 2012-09 | 2013-09 | 2014-09 | 2015-09 | 2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | TTM | |
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流動比率 (流動負債に対する流動資産の倍率) | – | – | – | – | – | – | – | – | 1.70 | 1.44 | 1.84 |
負債比率 (自己資本に対する負債の倍率) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
レスリーズの配当や自社株買いの推移と株価チャートは?
企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

2011-09 | 2012-09 | 2013-09 | 2014-09 | 2015-09 | 2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | TTM | |
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一株配当(ドル) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
配当性向(%) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
増配率(%) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |

2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | TTM | |
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配当金合計(百万ドル) | – | – | – | 1.0 | – | – |
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