米株erです。
今回はグローサリー アウトレット ホールディングス(GO)の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。
Grocery Outlet Holding Corpは、高品質のネームブランドの消耗品や生鮮品を、独立した店舗のネットワークを通じて販売する、高成長を続ける、非常に価値のある小売業者です。当社の各店舗では、小さな箱に入っているような形で、宝探しのような楽しいショッピング体験を提供しています。刻々と変化する「WOW!」お買い得品の品揃えは、日常の定番商品に加えて、お客様に感動を与え、バーゲン志向のお客様の頻繁な来店を促します。当社の柔軟な購買モデルは、高品質なブランド品を従来の小売店よりも通常40~70%低い価格で提供することを可能にしています。起業家的な独立経営者(「IO」)が店舗を運営し、個別の顧客サービスと地域に特化した商品を提供することで、近隣の雰囲気を醸成しています。この差別化されたアプローチにより、16年連続で既存店売上高がプラスに成長しています。
当社の創業者であるジム・リードは、1946年に日和見主義的な購買モデルを開発し、その後、個人の起業家精神と地域の意思決定を活用してお客様により良いサービスを提供するIO販売アプローチを開発しました。この差別化されたモデルの根底には、今日もなお当社を導く使命がありました。”この差別化モデルの根底には、今日でも私たちの指針となっている「より良い生活に触れる」というミッションがありました。2006年以来、リードファミリーの第3世代のリーダーは、サプライヤーとの関係を強化し、新製品カテゴリーを導入し、西海岸とペンシルバニア州に128店舗から347店舗へと店舗基盤を拡大することで、このミッションを推進し、成長を加速させてきました。その結果、売上高は2006年度の約6億4,400万ドルから2019年度には約25億6,000万ドルに増加し、11%の年間複利成長率(「CAGR」)を達成しました。当社の情熱的な創業家族主導の経営陣は、成長志向の企業文化を支える原動力となっています。
当社の差別化された購買・販売モデルは、「WOW!」なショッピング体験を提供し、お客様の感動を生み出し、ロイヤルティを刺激し、収益性の高い売上高の成長をサポートします。
-購入方法。当社の購買方法:当社では、高品質のネームブランドの消耗品や生鮮品を、大規模な集中購買チームを通じて、その場しのぎで調達し、長年にわたる積極的に管理されたサプライヤーとの関係を活用して、大幅なディスカウント価格で商品を購入しています。サプライヤーのニーズに迅速かつ効率的に対応し、当社の専門的なサプライチェーン能力と柔軟なマーチャンダイジング戦略を組み合わせることで、割引商品へのアクセスを強化し、在庫を迅速かつ収益性の高い形で回転させることができます。当社のバイヤーは、ナチュラル、オーガニック、スペシャルティ、ヘルシー(NOSH)など、消費者の嗜好の変化に基づいたトレンド商品を積極的に調達しています。また、日用品を補完するために、日常の主食となる商品も調達しています。各店舗では、約5,000のSKUを厳選し、常に変化する品揃えを提供しており、再来店を促し、お客様のロイヤルティを育む「今すぐ買いたい」という切迫感を醸成しています。Form 10-Kから引用・翻訳
このグローサリー アウトレット ホールディングスについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。
グローサリー アウトレット ホールディングスはどんな会社?
グローサリー アウトレット ホールディングスの基本情報は以下の通りです。
会社名 | Grocery Outlet Holding Corp. グローサリー アウトレット ホールディングス |
ティッカー | GO |
セクター | 生活必需品 |
サブセクター(インダストリー) | 食料品店 |
本社所在地 | 5650 Hollis St, Emeryville, CALIFORNIA, US |
社員数 | 682人 |
取引市場・採用指標 | NASDAQ: GO |
決算月 | 12月 |
連続増配年 | – |
グローサリー アウトレット ホールディングスの業績は?
業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
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売上高(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | 1832 | 2075 | 2288 | 2560 | 2983 |
営業利益(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | 64 | 77 | 82 | 68 | 97 |
粗利率(%) | – | – | – | – | – | – | 30.6 | 30.4 | 30.4 | 30.8 | 31.1 |

2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
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一株利益(EPS)(ドル) | – | – | – | – | – | – | 0.14 | 0.28 | 0.21 | 0.19 | 0.96 |
自己資本利益率(ROE)(%) | – | – | – | – | – | – | – | 4.82 | 4.66 | 2.95 | 11.39 |
グローサリー アウトレット ホールディングスのキャッシュフローは?
事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
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営業CF(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | 71 | 85 | 106 | 133 | 128 |
フリーCF(百万ドル) | – | – | – | – | – | – | 8 | 11 | 38 | 33 | 12 |
売上に対する営業CFの割合 | – | – | – | – | – | – | 3.87555 | 4.09639 | 4.63287 | 5.19531 | 4.29098 |
グローサリー アウトレット ホールディングスのバランスシートの健全性は?
バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
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流動比率 (流動負債に対する流動資産の倍率) | – | – | – | – | – | – | – | 1.58 | 1.59 | 1.30 | 1.76 |
負債比率 (自己資本に対する負債の倍率) | – | – | – | – | – | – | – | 1.65 | 2.83 | 1.63 | 1.47 |
グローサリー アウトレット ホールディングスの配当や自社株買いの推移と株価チャートは?
企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

2010-12 | 2011-12 | 2012-12 | 2013-12 | 2014-12 | 2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
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一株配当(ドル) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
配当性向(%) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
増配率(%) | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – | – |

2015-12 | 2016-12 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | TTM | |
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配当金合計(百万ドル) | – | 86.0 | 1.0 | 154.0 | 4.0 | 4.0 |
自社株買い合計(百万ドル) | – | -0.0 | – | -0.0 | – | – |
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