設立102年のアライフィナンシャル（ALLY）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-01)更新

米株erです。

今回はアライフィナンシャル（ALLY）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

Ally Financial Inc.は、自動車ディーラーとその小売顧客にサービスを提供する多角的な金融サービス会社です。同社は金融持株会社と銀行持株会社として運営されています。銀行子会社であるアリーバンクは、インターネット、モバイル、メールによるダイレクトバンキング市場にサービスを提供しています。同社は、自動車金融事業、保険事業、住宅ローン金融事業、法人金融事業の4つの事業セグメントを報告しています。
Wikipediaから引用・翻訳

このアライフィナンシャルについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

アライフィナンシャルはどんな会社？
アライフィナンシャルの業績は？
アライフィナンシャルのキャッシュフローは？
アライフィナンシャルのバランスシートの健全性は？
アライフィナンシャルの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

アライフィナンシャルはどんな会社？

アライフィナンシャルの基本情報は以下の通りです。

会社名	Ally Financial Inc アライフィナンシャル
ティッカー	ALLY
セクター	金融サービス
サブセクター（インダストリー）	クレジットサービス
設立年	1919年
本社所在地	500 Woodward Ave Fl 10, Detroit, MICHIGAN, US
社員数	8,700人
取引市場・採用指標	NYSE: ALLY Russell 1000 Index Component
決算月	12月
連続増配年	5年

アライフィナンシャルの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
売上高(百万ドル)	7765	6135	5748	5774	6590	6911	6668	6428	6179	6666	6477
営業利益(百万ドル)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
粗利率(%)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	-3.16	-2.23	0.96	-1.64	1.83	-2.66	2.15	2.04	2.95	4.34	2.05
自己資本利益率（ROE）(%)	-5.81	-7.08	3.1	-5.32	6.51	-9.54	7.96	6.93	9.44	12.39	5.43

アライフィナンシャルのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
営業CF(百万ドル)	11607	5493	5049	2501	3403	5095	4567	4079	4150	4050	3521
フリーCF(百万ドル)	11607	5493	-2395	-6695	-6481	410	1293	27	441	27	-791
売上に対する営業CFの割合	149.478	89.5355	87.8392	43.3149	51.6388	73.7231	68.4913	63.4568	67.163	60.7561	54.3616

アライフィナンシャルのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	6.41	7.46	5.75	5.36	4.71	5.20	4.06	3.28	3.33	2.36	1.82

アライフィナンシャルの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株配当（ドル）	–	–	–	–	–	–	0.16	0.40	0.56	0.68	0.74
配当性向（%）	–	–	–	–	–	–	–	16.7	20.0	16.3	26.4
増配率（%）	–	–	–	–	–	–	–	150	40	21.4286	8.82353