CF増加中のアメリカンファイナンシャルグループ（AFG）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-01)更新

米株erです。

今回はアメリカンファイナンシャルグループ（AFG）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

アメリカン・ファイナンシャル・グループ・インクは、主に損害保険サービスを手掛ける持株会社です。同社は、企業向けの特化した商業商品に重点を置いている。また、教育、銀行、個人市場での伝統的な固定および固定インデックス年金の販売に重点を置いた年金事業も行っています。アメリカンの保険事業はグレート・アメリカン・インシュアランス・グループを通じて行われている。同グループは、主に独立した代理店やブローカーを通じて、米国の全50州で保険事業を展開しています。
Wikipediaから引用・翻訳

このアメリカンファイナンシャルグループについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

アメリカンファイナンシャルグループはどんな会社？
アメリカンファイナンシャルグループの業績は？
アメリカンファイナンシャルグループのキャッシュフローは？
アメリカンファイナンシャルグループのバランスシートの健全性は？
アメリカンファイナンシャルグループの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

アメリカンファイナンシャルグループはどんな会社？

アメリカンファイナンシャルグループの基本情報は以下の通りです。

会社名	American Financial Group Inc アメリカンファイナンシャルグループ
ティッカー	AFG
セクター	金融サービス
サブセクター（インダストリー）	保険 – 損害保険
設立年	1872年
本社所在地	301 E 4th St, Cincinnati, OHIO, US
社員数	7,600人
取引市場・採用指標	NYSE: AFG S&P 400 Component
決算月	12月
連続増配年	15年

アメリカンファイナンシャルグループの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
売上高(百万ドル)	4497	4750	5062	5092	5713	6145	6498	6865	7150	8237	7416
営業利益(百万ドル)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
粗利率(%)	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	4.36	3.32	5.09	5.16	4.97	3.94	7.33	5.28	5.85	9.85	2.75
自己資本利益率（ROE）(%)	11.61	7.61	10.7	10.26	9.54	7.43	13.65	9.27	10.29	15.96	3.96

アメリカンファイナンシャルグループのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
営業CF(百万ドル)	864	667	817	760	1222	1357	1150	1804	2083	2456	2461
フリーCF(百万ドル)	790	581	817	760	1222	1357	1150	1804	2083	2456	2461
売上に対する営業CFの割合	19.2128	14.0421	16.1399	14.9254	21.3898	22.083	17.6978	26.2782	29.1329	29.8167	33.185

アメリカンファイナンシャルグループのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–	–
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	0.21	0.21	0.21	0.20	0.22	0.22	0.26	0.24	0.26	0.23	0.33

アメリカンファイナンシャルグループの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株配当（ドル）	0.57	0.66	0.72	0.81	0.91	1.03	1.15	1.29	1.45	1.65	1.80
配当性向（%）	–	18.8	14.1	19.4	16.7	25.6	25.3	16.1	17.5	22.1	65.5
増配率（%）	–	15.7895	9.09091	12.5	12.3457	13.1868	11.6505	12.1739	12.4031	13.7931	9.09091