アライアンスデータシステムズ（ADS）の業績・配当・自社株買い・株価(2021-01)更新

米株erです。

今回はアライアンスデータシステムズ（ADS）の業績・配当をグラフ化し掲載します。最後にリアルタイムの株価チャートも掲載します。

J.C. Penneyのクレジットカード処理部門とThe Limitedのクレジットカードバンク事業を統合して設立されたAlliance Data Systemsは、プライベートブランドおよび共同ブランドのクレジットカード、ロイヤルティプログラム、マーケティングサービスを提供しています。同社の最も財務的に重要な部門は、小売業者と提携し、アライアンス・データ・システムズのクレジットカードを顧客に共同で販売するクレジットカード事業である。同社のLoyaltyOne部門は、カナダ最大の航空会社のマイルロイヤリティプログラムを運営し、ヨーロッパとアジアの食料品チェーンにマーケティングサービスを提供しています。
Wikipediaから引用・翻訳

このアライアンスデータシステムズについて業績、キャッシュフロー、財務健全性、配当などの株主還元のデータをグラフ化し、見てみたいと思います。

銘柄分析の一覧はこちら

アライアンスデータシステムズはどんな会社？
アライアンスデータシステムズの業績は？
アライアンスデータシステムズのキャッシュフローは？
アライアンスデータシステムズのバランスシートの健全性は？
アライアンスデータシステムズの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

アライアンスデータシステムズはどんな会社？

アライアンスデータシステムズの基本情報は以下の通りです。

会社名	Alliance Data Systems Corp アライアンスデータシステムズ
ティッカー	ADS
セクター	金融サービス
サブセクター（インダストリー）	クレジットサービス
設立年	1983年
本社所在地	3075 Loyalty Cir, Columbus, OHIO, US
社員数	20,000人
取引市場・採用指標	NYSE: ADS S&P 400 component
決算月	12月
連続増配年	–

アライアンスデータシステムズの業績は？

業績は主に売上高と営業利益、粗利率からわかります。
売上高と営業利益は高くいほど、また成長しているほど良いです。粗利率は高いほど安定して稼げる事業であることを示しています。
一株利益が高いほど株主が投資する価値も高く、自己資本利益率が高いほど投資された資金をもとに効率よく稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
売上高(百万ドル)	2791	3173	3641	4319	5303	6440	7138	7719	7791	5581	4873
営業利益(百万ドル)	629	813	974	1099	1098	1326	1266	1646	1894	1379	939
粗利率(%)	44.6	42.9	42.1	41	39.3	40.8	40.1	44.7	45.8	51.8	55.3

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株利益（EPS）(ドル)	3.48	5.45	6.58	7.42	7.87	8.85	7.34	14.10	17.49	5.36	6.22
自己資本利益率（ROE）(%)	130.96	316.77	119.88	71.69	30.23	25.03	23.57	44.9	46	13.69	21.15

アライアンスデータシステムズのキャッシュフローは？

事業の規模や拡大、縮小傾向はキャッシュフロー、すなわちお金の流れがどれだけ大きいかからわかります。
キャッシュフローは金額が高く、また売り上げに対する割合が高いほど効率的に稼いでいることがわかります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
営業CF(百万ドル)	903	1011	1134	1003	1344	1706	2088	2609	2755	1218	1176
フリーCF(百万ドル)	834	938	1018	868	1185	1514	1881	2384	2555	1075	1115
売上に対する営業CFの割合	32.354	31.8626	31.1453	23.223	25.3441	26.4907	29.2519	33.7997	35.3613	21.824	24.133

アライアンスデータシステムズのバランスシートの健全性は？

バランスシートが健全なのか、つまり負債等が事業継続の障害にならないかは流動比率や負債比率からわかります。
流動比率は1以上なら1年以内の支払いに問題ないことを示し、負債比率は低いほど返済不履行になる恐れが低いです。
しかし、成長を続けていたり顧客からの支払いが滞る可能性が低い事業なら流動比率1以下でも問題なく、負債比率が高くても増えていっていなければ効率よく負債を利益に変えているとも言えます。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
流動比率（流動負債に対する流動資産の倍率）	1.59	1.71	1.81	2.30	2.19	2.54	2.12	2.43	2.15	2.03	1.74
負債比率（自己資本に対する負債の倍率）	152.87	21.20	3.88	7.01	3.39	5.04	6.09	7.23	4.51	4.59	3.95

アライアンスデータシステムズの配当や自社株買いの推移と株価チャートは？

企業が株主還元に積極的かどうかは配当による直接的な還元や自社株買いによる株価押し上げの傾向からわかります。
配当や自社株買いを安定的に行っているほど株主への還元意識が高いと言えます。
配当利回りだけでなく、自社株買いによる還元も合わせて見るとその銘柄の実質的な利回りがわかります。
ただし、配当性向が80%以上など高くなりすぎると無理をしている状態になり将来の減配の恐れがあります。
また、利益を次の投資に使い事業を拡大し続けて株価を上げることで株主還元するという方針をとり、配当なしとしている企業もあります。

	2010-12	2011-12	2012-12	2013-12	2014-12	2015-12	2016-12	2017-12	2018-12	2019-12	TTM
一株配当（ドル）	–	–	–	–	–	–	0.52	2.08	2.28	2.52	1.68
配当性向（%）	–	–	–	–	–	–	–	22.0	13.0	18.3	24.0
増配率（%）	–	–	–	–	–	–	–	300	9.61538	10.5263	-33.3333